日本は潰れない景気アップを求めよう
日本は世界最大の貯蓄超過国
30年間、唯一経済成長をしていない国、それが日本です。
このままでは、若い世代の人たちは未来に夢や希望が持てません。
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」と、財務省はHP(参考URL:https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm)で公式に発表しています。
かつて、田中角栄が進めた「日本列島改造論」のように、耐用年数を迎えているコンクリートや水道管、新たな治水整備といった国土強靭化など、国によるインフラ再整備を進めるべきです。
財政出動を進め、国内需要を高めましょう。もっと子供たちに投資をしましょう。一次産業を育てましょう。
全て自己責任の競争経済で進められる国の運営などあり得ません。
しっかりと「積極財政」を訴えて参ります。
疑問に答えます
北海道在住、24歳の塚本さんに日本の経済の実情について質問してもらいます。
今回は日本の経済について、いくつか質問させてください。
昔は日本の経済良かったと聞くんですけれども、どういう風に良かったのでしょうか?
昔は日本はGDP世界第二位で戦後ずっと右肩上がりで経済成長してきたので本当にみんな豊かな生活をしてきました。
1990年代と現在を比較するとですね、今平均の給与で4,522,000円が90年代前半、それが今は4,125,000円まで下がっています。
そして税の負担率も90年代前半だと36.3%、今は47.5%まで上がっています。
更に言うと消費税は3%だったのが今は10%でしょ、あとは銀行に預けたときにもらえる預金の金利、90年代前半、7%ももらえたんですよ。
7%もいただいていたんですか?
そうなんです、これは景気が良かったからなんですよ。世の中にお金がたくさんあったから。
今は0.001%。
分からないですね。
ね、全然金利も付かなくなってしまっている。
国民年金保険料も10,500円から16,610円に上がり、国で言うと国民にかかる医療費、これの負担額が当時24.3兆が今は44.2兆まで上がっているということで、経費ばっかり上がっている。
経済が良くなっていない、こういう状況になっています。
日本の平均給与は海外と比較してどうなんでしょうか?
どんどんどんどん下がっています。
というのはこのテロップを見ていただきたいと思いますが、昔はアメリカとドイツだけが日本より上にいたんですけれど、経済成長しないままずっときているもので、今は韓国にも抜かれてしまっています。
日本は世界から見て成長していないということでしょうか?
はい、唯一成長していない国が日本です。これはGDPを見ていただければ分かります。
GDPの推移をテロップで見ていただいていますけれど、今世界で一番なのがアメリカ、日本の約4倍のGDPがあります。
二位が中国、日本の3倍。中国は昔、全然日本よりも下だったんですよ、はるか下。
それが2010年に日本のGDPを抜くんです。この十何年の間に日本のGDPの3倍まで伸びているんですね。
3倍に…
はい、ずっと横ばいでキープしているのが日本です。
そういった国は他にあるんでしょうか?
ないんです。なので給料も上がらないんですね。
政府の取っている政策がおかしいということなんでしょうか?
そういうことになります。
今政府が財政規律の目標としているのがプライマリーバランス黒字化という、これが全部の景気を悪くしている諸悪の根源です。
どういうことかというと、出すお金よりも入るお金を増やしましょう、こういう財政規律を進めることがプライマリーバランス黒字化ということなんですが、これのせいなんですよ。
お金が全然回らない。取られる一方。だからこの税負担率がどんどん上がる。こういうことになるんですね。
他の国はね、全部もっともっとお金を回さないと経済成長しないので、国債を発行しながら経済成長させています。
日本はそれが出来ていないんです。
では田中さんはどういう政策を日本は取るべきとお考えですか?
今言ったように日本は政府は国債発行をして経済成長をさせるという他の国がやっていることと同じことをやればいいだけです。
国債を発行すると借金が増えるという風に思わされているんですが、実はこれは借金ではなくて、経済成長して貨幣を、流通量を増やしているということなんですね。
この増やしている借金も実は国がお金を発行できるじゃないですか。
はい。
お金を発行できる人が何で借金を? そんな矛盾がたくさんあるんですよ。
国債を発行することで経済成長させる。
このグローバルスタンダードを日本がやることですぐに回復できると思います。
この他にも今防衛費を増やすために税を増やしましょうとか、異次元の少子化対策をやろうと短期的な国債を発行しようという話も出ていますがこういったことも次回以降詳しくお話できればと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
分かりました。
では次回そちらのお話お願いします。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。